開腹での子宮形成手術をすすめられる

不育症検査の結果を聞いてきました。

血液検査と染色体検査は異常なしで
ホッとしたその直後

先生が深刻そうにおっしゃった内容は
こうでした。

「中隔が大きすぎます。
これでは、4回、5回と流産する
可能性が高いと思われます。

ただ、外側が双角ですので、
子宮鏡や腹腔鏡での
中隔切除には限界があります。

開腹手術で、中隔を切除した方が
いいかもしれません。」



絵心がなくてお恥ずかしいですが
図解すると、こうです。


※別の画像をはさみます
 (無料画像ダウンロードサイトより)

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上:正常な子宮
   外に凹みはない
   中に中隔(壁)もない

下:中隔子宮
   外に凹みはない
   中に(血流が悪く着床しても継続できない)
   中隔がある
    →子宮鏡手術で中隔切除可能


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上:双角子宮
   外に凹みがある
   中に中隔はない
    →血流の悪い部分が少ないので
     着床後の継続確率は高い

下:私 (外が双角、中が中隔)
   外に凹みがある
   中に中隔もある
    →子宮鏡での中隔切除は困難
     下から内視鏡を入れつつ切っていくため
     どこまで切れば安全
     (子宮に穴が空かない)か
     判断が難しい
    
     腹腔鏡なら子宮鏡よりは
     切除できるかもしれないが
     それでも切り残しは出てしまう


   

そういえば、以前
子宮奇形に詳しい先生
(子宮鏡での中隔切除経験が多い先生)に
MRIや子宮鏡、エコーで
診断していただいた際


「良いところどり ならぬ
 悪いところどり ですね」

と、申し訳なさそうに
言われました。


その先生から開腹手術の話は
出ませんでしたが

今回の先生は
開腹手術が一番良いかもしれない
とのお考えのようでした。

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こう切って
e0346573_23411219.jpg
こうつなぐ らしいです。




メリットは、
外の凹みも中隔もなくなること。

デメリットは
癒着
そして、傷痕に着床した場合、継続できない
など。


アメリカで症例が多く
日本ではまだ少ない、
手術可能な病院も限られる
とのことでした。



それでも
その手術をすすめる理由としては
子宮卵管造影検査結果から
妊娠継続の可能性が低すぎるため
と説明されました。


先生の書いてくださった図を
再現すると...

子宮造影検査の画像が
下記のようになっていて
e0346573_23474000.jpg

中隔→血流が悪く継続できない
上部→育つ過程で、狭さのため継続が難しい
下部→継続可能(1人目はここでした)
しかし、下部は、前置胎盤になる可能性が高い
下すぎると子宮から出てしまい
着床が成り立たない

つまり
継続可能な位置に着床する確率が低い、と。


思わず「それでも一人出産できたのは...?」
と尋ねたら

先生「奇跡ですね」

私「.......」







希望すれば
開腹での子宮形成手術の
紹介状を書いてもらえるそうで

ひとまず帰宅して夫と相談の上
またご連絡します、ということにして
病院をあとにしました。


一昨年、子宮鏡手術で
中隔切除をしてもらったはずですが
今回の先生の見立てでは
「ほとんど切除できていないと思います
子宮鏡では極めて難しい症例なので
仕方ないとは思いますが...」
とのことでした。




ちなみに
5年前の出産時
帝王切開で開腹していますが

妊娠後期の中隔子宮内部は
こうなるそうで
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(絵心皆無でホントすみません。。。)

赤ちゃんが中隔を押しながら大きくなり
産後は下のような形になる、と。
(出産直後
 主治医の先生が図解してくださったのが
 こういった形でした)

この時の説明は
「それほど深刻な中隔ではなさそうです。
 今回、無事に産まれていますし
 中隔切除手術は
 まだ考えなくていいと思いますよ」
といったものでした。
(大学病院)




ですが、非妊娠時の子宮造影
(今回:不妊治療と不育症治療に力を入れている
 産婦人科)では
重度の中隔である、と。





8年前、初めての造影検査では
双角と診断されました。

結果の画像は確か 
こんな感じでした。

e0346573_00055503.jpg

「造影剤が主に半分しか
 行き渡りませんでした。
 ですが、残り半分にも
 時間はかかりましたが
 造影剤が進みましたので
 単角子宮ではなく
 双角子宮かと思われます」
との説明でした。
(不妊治療専門医院)


《子宮奇形の種類》
e0346573_12271334.png
(メディカルノートHPより)



そして出産時、開腹の結果
中隔に訂正されました。




論文検索が趣味の私。
子宮奇形に関わる論文をいくつも読みましたが
双角子宮と中隔子宮の判断は
なかなか難しいようです。




私の診断の時系列は
こうなります。



8年前(不妊治療専門医院 地元)
 子宮卵管造影検査+エコー
  →双角子宮
  →形成手術は必要なし


5年前(大学病院 都市部)
 帝王切開
  →軽度の中隔子宮
  →形成手術は必要なし


3年半前(産婦人科 地元 & 大学病院 都市部)
 稽留流産 胎嚢確認、胎芽3㎜、心拍確認できず
  →形成手術は必要なし
   (流産を4回5回繰り返したら要検討)



2年前(総合病院 地元)
 進行流産 胎嚢?3㎜、心拍確認できず
  →形成手術は必要なし
   (流産を4回5回繰り返したら要検討)
  →不育症検査も必要なし
   (3㎜のものが胎嚢か不明なため)
   ※胎嚢確認後流産2回以上が不育症検査対象


論文を読みあさり
中隔子宮には子宮鏡手術が有効と知る
子宮鏡手術を受けられる病院を探して受診



2年前(子宮鏡手術件数の多い総合病院 都市部)
 MRI+子宮鏡検査+エコー
  →外は双角子宮、中は中隔子宮
  →子宮鏡手術にて中隔切除
   ※ほとんど切除できなかった、と言われる


化学流産、数回


3ヶ月前(不妊治療も行う産婦人科 地元) 
  問診+エコー
   →形成手術、不育症検査 共に必要なし
  

化学流産を繰り返すことは
不育症確定要素ではないが
不育症に起因する化学流産は有り得る
という論文を発見

不育症検査を受けられる病院を探して受診


先週(不妊·不育治療も行う産婦人科 都市部)
 問診
  →不育症検査の必要あり
  (3㎜のものが胎嚢だった可能性あり
   化学流産を繰り返しているのも気になる)

 血液検査+染色体検査+子宮卵管造影+エコー
  →重度の中隔あり
  →開腹での子宮形成手術をすすめる ⬅イマココ





夫との話し合いは
まだ少ししかできていません。


···そして
8(金)(不育症を扱った)コウノドリは
まだ観ていません。


私も夫も、
仕事がたてこんでしまって
& 観るのに勇気が必要で。




明日の夜、観られそうなので
勇気を出して
夫婦で観てみようと思います。



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by gottontoutan | 2017-12-10 23:17 | 中隔切除