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子宮鏡&腹腔鏡手術当日

子宮鏡&腹腔鏡手術当日_e0346573_05583326.jpg
      ※無料画像サイトよりいただきました


手術から一夜明けて
傷の痛みと
(おそらく腹腔鏡の炭酸ガスによる)肩の痛みは
まだありますが

吐き気がおさまったので
だいぶ楽になりました。

昨日のことを忘れないうちに
記録しておきたいと思います。


前夜21時から絶飲食

当日朝7時 起床

おそれていた剃毛、浣腸は
ナシとのことで
(腹腔鏡メインではなく
メインは子宮鏡、腹腔鏡は観察
目的だから だそうです)

着替えをせっせと頑張る。

こちらの病院では
術着はなくて
病院レンタル品の浴衣を着用。

あとは、
手術の度にお馴染みの
着圧ハイソックス。

お産の時に
この靴下のハイスペックさに感激して
その後、海外旅行用に
ネット購入したこともあります^^;



というわけで
看護師さんから
「かなりキツくて履きにくいですから
困ったらナースコール押してくださいね」

と言っていただきましたが
履きなれていたため(苦笑)
さくっと完了。

あとは手術用T字帯。
こちらも病院レンタル品に
含まれていました。



病院レンタル品は
2泊3日で
浴衣、甚平、バスタオル等が1,500円
T字帯が500円
計2,000円でした。


術後の出血対策パッドは
医療用ではなく
市販のナプキンでOKとのことで
持参しました。


浴衣
着圧ハイソックス
T字帯

を身につけたら

指輪
絆創膏 など
体から全ての物を外して

コンタクトもせず
メガネもなく(←家に忘れた ○∩_)

ベッドサイドの分かりやすい場所に
バスタオル
ナプキン
を置くように言われたので
準備。


財布、携帯、指輪を
貴重品ロッカーに入れて


よっしゃ、準備完了。


朝8時 手術室へ。
看護師さんと談笑しながら
とことこと歩いてGo

なんと
オペ室が20以上もあるそうで

銀色の扉がズラーっと並ぶ
近未来的な空間でした。
(私は乱視&ド近眼なので
それも相まって
銀色だらけの不思議な空間に見えました)


朝から
とても忙しそうに大勢の方達が
行き来していました。

そういえば同室の方は
昨夜21〜2時まで手術だったと 
部屋でご家族がお話していました。

朝から夜中まで
病院の先生方、看護師さん、スタッフのみなさん
本当にお忙しいなぁ
と頭が下がる思いで
壁際を歩きました。


手術室へ行くと
担当の看護師さんや麻酔医さんが
名札を見せながら 
挨拶をしてくださいましたが  

なんてったって裸眼0.02
お顔は勿論、名札も読めず><;
とりあえずニコニコして
よろしくお願いしますと
頭を下げました。

顔では判別できないので
必死に声を記憶!


前回の子宮鏡手術は
小さな処置室で行われたのですが
(違う病院)

今回は腹腔鏡併用のため
様々なモニター
大きな機械がいくつもある
広い部屋の中央にベッド

TVで観るやつだー
と、ビビッてしまって
メガネがなくて良かったと
この時ばかりは思いました。。。


「では、ベッドにどうぞ」
きたーーー!!

手際よく
何人もの看護師さんに 
浴衣を脱がされバスタオルをかけられ
心電図
血圧
酸素飽和度
点滴
脚の固定 など
準備が、ちゃっちゃっと進み

麻酔の先生「点滴から、術前術後に
吐き気止め入れますからねー」

ありがたい!!
私「はい、ありがとうございます」


麻酔の先生「では、麻酔はいりまーす」

私「はい!?」
もう!?
(多分、手術室入って
10分も経っていない。
8時入室、9時手術
という予定だった)

執刀医の先生もまだでしたが
緊張する時間が短いのは嬉しい。

よっしゃ、
早く眠らせてくれ!
と思って目を閉じました。

点滴から麻酔薬が入るそうで
麻酔の先生「ちょっと腕が
ヒリヒリしますよー」

いや、これ
ヒリヒリっていうか
ビリ、、ビリ、、、
激痛じゃ、ない

す、、


か、、、、


あたりで意識が飛んで

「○○さん、終わりましたよー」
と、術後の
手術室で声をかけられました。

一瞬でした。

麻酔の気持ち悪さ
気管確保の管が入っていた
喉の痛み
お腹の痛み
(穴あいてるなーという感じの、、、
表現下手ですみません;)

等を感じつつ
ぼんやりとしたまま
ベッドごと手術室から病室へ。


失敗だったのは
朝、ベッドの枕元に私物
(術後、起き上がれない時に備えて
充電器、TVリモコン、ヘッドホン等)を置いて
病室を出発してしまったことでした。


こちらの病院では
ストレッチャーではなくて
手術室まで
病室ベッドでお迎えに来てくれて
そのまま帰室したらしく



きっと、私が戻る前
看護師さんに

なんじゃこの
ごちゃごちゃしたコード類は!?
と、移動していただいたに
違いない、、、

ストレッチャー移動と思い込んで
病室のベッド上に私物を置いては
いけなかったと反省しました。。。
(一昨日の記事にも注釈入れました)


やっちまったなぁと思いながら

吐き気は
今までの術後より楽だと
ハッキリ分かりました。

でも、お腹痛いなぁ
本当にまさしく穴が開いた痛み
激痛ではないけれど
鈍痛がお腹の何箇所かに
ずくずくと。

看護師さん「お腹の痛み
0〜10で、どのあたりですか?」
私「4〜5くらいです、、、」

看護師さん「では、点滴から
痛み止め落としますね。
30分くらいで効きますからね」

30分、、、早く30分経って(;-;)
目を閉じて待ちました。

本当に30分くらいしたら
痛みは楽になって

今度は
喉が乾く。

看護師さんに聞いてみると
看護師さん「帰室2時間後に
水分OKと先生から指示がありまして、

○○さんは10:50帰室でしたので
12:50まで待ってくださいね。
あと一時間くらいです。ごめんなさい」

この時は
昼食の香りや音が大部屋内にひろがっていて
なかなかの切なさでしたが
とにかく待つことに。


、、、すると
きた、、やつが、、、
吐き気。
  
目眩も。
目を開けると天井がグルグル回ります。



看護師さん「どうですか?
起き上がってみましょうか?」
私「すみません、目眩と吐き気で
無理そうです」
看護師さん「それはお辛いですよね、、
吐き気止め、点滴から落としますね」


↑このやりとりを
30分おきに2回。

2回吐き気止めを落としてもらって
なんとか目が回らなくなったので

いよいよ
トイレまで歩いてみよう
ということになりました。



毎度の事ですが
全身麻酔手術時の
尿管、地味に痛くて苦手です。
(得意な人はいないと思いますが><)

痛いし不快だし
吐き気は辛いけど
尿管を一刻も早く抜いてほしい、、、

立ちました
歩きました
産まれたての子鹿の足取りで



※嘔吐についての表現があります






































、、、吐きました

飲み食いしていないので
出てくるのは胆汁(緑色T△T)

去年の流産の時も同じで
あまりの色にビビッて後日調べて判明。




でも、去年の病院では

とにかく
「はい!歩けましたね!
退院できますね!」
みたいな
日帰りだから
早めに退院してくださいオーラが
すごくて

トイレに着いたと同時に
嘔吐皿から溢れるほど嘔吐して
トイレの前の
看護師さん「お小水出ましたねよかったですねー!」
私「いや、下からも上からも出て
嘔吐皿、溢れちゃうんですけど、、、」
と泣きながら訴えても

看護師さん「お小水出てよかった!
退院できますねー!」笑顔で嘔吐皿交換!
みたいなシュールな感じだったので

今回は
あと一泊できるし
看護師さん優しいし
吐き気止め2回入れてから
歩く練習させてくれたし


嬉しかったです。

歩く練習自体は
どの病院でもスパルタ(風)で
今回も、諦めちゃダメオーラはありました。

ズボンの腰のあたりを
看護師さんがむんずと掴んでくださって
よったよったとトイレまで歩きました。

何度か吐きながらもトイレ成功。
尿管が無事抜けました。

水分も解禁\(>v<)/
吐き気がまだ残っていたので
ちびちびとOS-1を飲む。


嘔吐皿を抱きしめて横になること
2〜3時間

トイレから戻って寝た時や
寝返りの時
とにかく、動いた後は
お腹から胸にかけて走るような激痛
咳やクシャミをする時も激痛
でもこれは、しばらく
同じ姿勢ならおさまる。

それ以外は、
肩の痛み(麻酔の副作用かと思ったら
腹腔鏡で使用した炭酸ガスの影響らしい)
が、かなりありました。



寝たり起きたり(吐いたり)を繰り返して
気付くと16:00頃

だいぶ目眩と吐き気が
おさまりました。


再びトイレへ、いざ。

点滴をしていると
尿意が一気に来るのと
尿量が多いので
早め早めに準備。

(もしこれから手術のご予定がおありの方、
点滴中の尿意と尿量は
あなどれないっす!
ご注意ください><)

動きを速くすることはできないので
じわじわとトイレに向けて
少しずつベッドの頭を起こして
20分ほどかけて 
トイレに向かう用意をしました^^;

今度は吐かずに行けました。。。




で、また寝て。

18:00夕食。

食べてもいいと言われましたが
まだ少し吐き気があったので
固形物は怖くて
昨日買っておいたゼリーと
汁物から。

あとおかずを
おそるおそるすこ〜しだけ食べました。

これが美味しくて
カッ!と思い出したことは
そうだ、昨日選択メニューで
選んだおかずだ!

食べたかったなー
と思いながらも
泣く泣く残しました。


そこから5時間の抗生剤点滴。

今回の麻酔その他諸々の点滴は
手の甲で、
腕に比べて常に違和感が。


でも、翌朝の抗生剤点滴が終わるまでは
抜けないらしく
諦めて寝ました。


何度かトイレに起きる度に

痛みや吐き気が良くなっていくのを
実感しました。


朝4:00
肩痛と

起きて寝る時、
寝返り、咳やクシャミなどで
お腹に痛みが走る以外は


吐き気も完全におさまって
ああ、回復したなぁと
実感する体調でした。




そういえば
夜、不思議な夢を見ました。

穏やかな海で泳ぐ夢です。

夢占い、未来予知みたいなものではなくて 
深層心理を読み解く、みたいなものが
好きなのですが


穏やかな海の夢の深層心理は
生命や
努力
を表すそうで。


なんだか、嬉しかったです。

by gottontoutan | 2019-04-27 05:58 | 中隔切除