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コウノドリ不育症の回

そして、我が家の結論。


まだ、コウノドリ最終回は観ていませんが
不育症の回は、前回のブログを書いたあと
意を決して観ました。


結局、夫と子が寝たあと一人で観たのですが
(夫と子どもは私が観た翌日に視聴)
嗚咽というか
泣けて仕方なくて、
何度も止めながら再生。
観終わるまでに時間が
かかってしまいました。


色々なことが思い出されるシーンもあり、
役者さんのセリフ一つ一つが
ずしっと心に沈み
観たあと、
しばらく動けませんでした。


いくつかのネット記事や
SNSも読みましたが
毎日、自己注射をなさる患者さんのケースや
染色体異常が見つかり
体外受精と着床前診断が必須な患者さんのケースなどを
あまり扱っていなかった
などの点についての批判もあるようでした。

たしかに、テレビドラマという
世間への周知の役割が
大きく期待される媒体なので
そういったケースを
クローズアップしてほしいという
意見にも納得です。

ただ、私の個人的感想としては
流産を繰り返した時の心境や辛さが
リアルに表現されていると感じて

我が家の場合は、ですが
夫が、この回を観たあと
かなり優しくなりました。
ありがたかったです。



夫も、過去の流産の時
一緒に期待して一緒に落ち込んで
夫なりに寄り添ってはくれましたが
時間が経ち、私はだいぶ
精神的に回復していると思っていたそうです。

私が、 
今回は辛すぎて観るのに時間がかかった
今でも、内診の時に
流産宣告や手術を思い出して
過呼吸になりそうになる
と伝えたら

驚いていました。

と同時に
確かに
手術とか出血とか
毎回の診察も
辛い思いをしているのは
あなただよね、
と言ってくれました。


初めて言われた気がします。
 
俺だって辛いんだよ
次、がんばればいいじゃん
まだ実感が湧かない時期だった
そんなに落ち込まないで

といったことは
流産時に言われました。

その夫の言動が
ドラマを観た後
だいぶ変わったのです。


だから私は
今シーズンの
不育症の回のコウノドリには
感謝しています。

原作漫画、
私は全て読んでいますが(漫喫にて)
自宅にあるのは10巻まで。
旦那はそこまでしか読んでいません。

不育症が掲載されているのは
18巻。

...ポチりました。
最新の21巻まで。
大人買いです。

自分へのクリスマスプレゼント
(...後付け。汗)

いつか、
子どもが大人になった時にも
読んでほしいので
大切に保管したいです。




そして、
子宮奇形についての
我が家の結論は


もし、もう一度
掻爬手術を受ける以降の時期の
流産をしてしまったら
開腹での手術に踏み切ろう

それ以前の
化学流産、出血による進行流産は
もし繰り返しても
それを覚悟の上で妊活を続けよう

ということに
しました。

そのような前提は
とても苦しいですが
それでも、二人目を望みたいと
考えました。

そして、我が家なりの
年齢タイムリミットも
大まかにですが、決めました。
開腹手術を受けるなら、何歳くらいまで
妊活をするのは、何歳くらいまで。と。
いざその年齢になったら
揺らいでしまうかもしれないので
大まかに...


体外受精へのステッアップは 
一旦、保留にすることにしました。

どうやら、現状の難点は
中隔による着床不全ではないかという
結論に達したためです。



決めるまで
何度も何度も話し合いました。
険悪にもなりました。


私自身、自分の本音がよくわからなくて
かなり自問自答しました。


流産を想定しての妊活
正直辛いですし、怖いです。

化学流産を、これ以上体験したくないです。
進行流産の出血も
心身ともに、とても辛かったです。
掻爬手術は
きっと、どなたでも
そうだとは思いますが
二度と受けたくないです。

私の子宮の形は
早産の確率も高いそうです。

流産を繰り返すかもしれない
早産するかもしれないと
先生から言われているのに
予防策を講じない
(開腹での形成手術を受けない)まま
妊活を続けると決めることは
どうなのかと
とても悩みました。

一人、産まれてきてくれた
奇跡に感謝して
目の前で一生懸命生きている
この子のために全てを捧げる
その選択肢も勿論あり
本当に悩みました。



それでも、
今はこういった結論を出しました。
不育症検査を受けた病院で
結果を聞いた日から
結論を出すまでの期間の方が辛かったので
決めた後の方が幾分楽です。


着床時期のフライングも
まだ続けることにしました。

もし、排卵、受精も
しなくなってしまったら
体外受精へステッアップするためです。

出来ることは全てやる。
このスタンスは変えずに行こうと思います。


そしてもし、リミットを迎えたら
やれることはやりきった
と、心から思えたら
いいと思います。

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by gottontoutan | 2017-12-24 00:34 | 中隔切除

開腹での子宮形成手術をすすめられる

不育症検査の結果を聞いてきました。

血液検査と染色体検査は異常なしで
ホッとしたその直後

先生が深刻そうにおっしゃった内容は
こうでした。

「中隔が大きすぎます。
これでは、4回、5回と流産する
可能性が高いと思われます。

ただ、外側が双角ですので、
子宮鏡や腹腔鏡での
中隔切除には限界があります。

開腹手術で、中隔を切除した方が
いいかもしれません。」



絵心がなくてお恥ずかしいですが
図解すると、こうです。


※別の画像をはさみます
 (無料画像ダウンロードサイトより)

e0346573_23271338.jpeg





e0346573_23281165.jpg
上:正常な子宮
   外に凹みはない
   中に中隔(壁)もない

下:中隔子宮
   外に凹みはない
   中に(血流が悪く着床しても継続できない)
   中隔がある
    →子宮鏡手術で中隔切除可能


e0346573_23275767.jpg
上:双角子宮
   外に凹みがある
   中に中隔はない
    →血流の悪い部分が少ないので
     着床後の継続確率は高い

下:私 (外が双角、中が中隔)
   外に凹みがある
   中に中隔もある
    →子宮鏡での中隔切除は困難
     下から内視鏡を入れつつ切っていくため
     どこまで切れば安全
     (子宮に穴が空かない)か
     判断が難しい
    
     腹腔鏡なら子宮鏡よりは
     切除できるかもしれないが
     それでも切り残しは出てしまう


   

そういえば、以前
子宮奇形に詳しい先生
(子宮鏡での中隔切除経験が多い先生)に
MRIや子宮鏡、エコーで
診断していただいた際


「良いところどり ならぬ
 悪いところどり ですね」

と、申し訳なさそうに
言われました。


その先生から開腹手術の話は
出ませんでしたが

今回の先生は
開腹手術が一番良いかもしれない
とのお考えのようでした。

e0346573_23404396.jpg
こう切って
e0346573_23411219.jpg
こうつなぐ らしいです。




メリットは、
外の凹みも中隔もなくなること。

デメリットは
癒着
そして、傷痕に着床した場合、継続できない
など。


アメリカで症例が多く
日本ではまだ少ない、
手術可能な病院も限られる
とのことでした。



それでも
その手術をすすめる理由としては
子宮卵管造影検査結果から
妊娠継続の可能性が低すぎるため
と説明されました。


先生の書いてくださった図を
再現すると...

子宮造影検査の画像が
下記のようになっていて
e0346573_23474000.jpg

中隔→血流が悪く継続できない
上部→育つ過程で、狭さのため継続が難しい
下部→継続可能(1人目はここでした)
しかし、下部は、前置胎盤になる可能性が高い
下すぎると子宮から出てしまい
着床が成り立たない

つまり
継続可能な位置に着床する確率が低い、と。


思わず「それでも一人出産できたのは...?」
と尋ねたら

先生「奇跡ですね」

私「.......」







希望すれば
開腹での子宮形成手術の
紹介状を書いてもらえるそうで

ひとまず帰宅して夫と相談の上
またご連絡します、ということにして
病院をあとにしました。


一昨年、子宮鏡手術で
中隔切除をしてもらったはずですが
今回の先生の見立てでは
「ほとんど切除できていないと思います
子宮鏡では極めて難しい症例なので
仕方ないとは思いますが...」
とのことでした。




ちなみに
5年前の出産時
帝王切開で開腹していますが

妊娠後期の中隔子宮内部は
こうなるそうで
e0346573_23574282.jpg
(絵心皆無でホントすみません。。。)

赤ちゃんが中隔を押しながら大きくなり
産後は下のような形になる、と。
(出産直後
 主治医の先生が図解してくださったのが
 こういった形でした)

この時の説明は
「それほど深刻な中隔ではなさそうです。
 今回、無事に産まれていますし
 中隔切除手術は
 まだ考えなくていいと思いますよ」
といったものでした。
(大学病院)




ですが、非妊娠時の子宮造影
(今回:不妊治療と不育症治療に力を入れている
 産婦人科)では
重度の中隔である、と。





8年前、初めての造影検査では
双角と診断されました。

結果の画像は確か 
こんな感じでした。

e0346573_00055503.jpg

「造影剤が主に半分しか
 行き渡りませんでした。
 ですが、残り半分にも
 時間はかかりましたが
 造影剤が進みましたので
 単角子宮ではなく
 双角子宮かと思われます」
との説明でした。
(不妊治療専門医院)


《子宮奇形の種類》
e0346573_12271334.png
(メディカルノートHPより)



そして出産時、開腹の結果
中隔に訂正されました。




論文検索が趣味の私。
子宮奇形に関わる論文をいくつも読みましたが
双角子宮と中隔子宮の判断は
なかなか難しいようです。




私の診断の時系列は
こうなります。



8年前(不妊治療専門医院 地元)
 子宮卵管造影検査+エコー
  →双角子宮
  →形成手術は必要なし


5年前(大学病院 都市部)
 帝王切開
  →軽度の中隔子宮
  →形成手術は必要なし


3年半前(産婦人科 地元 & 大学病院 都市部)
 稽留流産 胎嚢確認、胎芽3㎜、心拍確認できず
  →形成手術は必要なし
   (流産を4回5回繰り返したら要検討)



2年前(総合病院 地元)
 進行流産 胎嚢?3㎜、心拍確認できず
  →形成手術は必要なし
   (流産を4回5回繰り返したら要検討)
  →不育症検査も必要なし
   (3㎜のものが胎嚢か不明なため)
   ※胎嚢確認後流産2回以上が不育症検査対象


論文を読みあさり
中隔子宮には子宮鏡手術が有効と知る
子宮鏡手術を受けられる病院を探して受診



2年前(子宮鏡手術件数の多い総合病院 都市部)
 MRI+子宮鏡検査+エコー
  →外は双角子宮、中は中隔子宮
  →子宮鏡手術にて中隔切除
   ※ほとんど切除できなかった、と言われる


化学流産、数回


3ヶ月前(不妊治療も行う産婦人科 地元) 
  問診+エコー
   →形成手術、不育症検査 共に必要なし
  

化学流産を繰り返すことは
不育症確定要素ではないが
不育症に起因する化学流産は有り得る
という論文を発見

不育症検査を受けられる病院を探して受診


先週(不妊·不育治療も行う産婦人科 都市部)
 問診
  →不育症検査の必要あり
  (3㎜のものが胎嚢だった可能性あり
   化学流産を繰り返しているのも気になる)

 血液検査+染色体検査+子宮卵管造影+エコー
  →重度の中隔あり
  →開腹での子宮形成手術をすすめる ⬅イマココ





夫との話し合いは
まだ少ししかできていません。


···そして
8(金)(不育症を扱った)コウノドリは
まだ観ていません。


私も夫も、
仕事がたてこんでしまって
& 観るのに勇気が必要で。




明日の夜、観られそうなので
勇気を出して
夫婦で観てみようと思います。



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by gottontoutan | 2017-12-10 23:17 | 中隔切除

中隔切除術を受けました

大変ご無沙汰しましたm(__)m
ご訪問ありがとうございます。


中隔子宮のキーワードでこちらのブログにたどり着いた方、すみません...
特殊な話ばかりで、ご参考にならないかもしれません。


それでも、時々、当ブログを訪問してくださる方がいらっしゃると分かり、張り切って(笑)
経過を書かせていただきます。





12月に中隔切除術を受け(子宮鏡手術)
術後の子宮鏡検査も終え、つい最近、
二人目妊活を再開しました。



MRI 、子宮鏡検査、エコーの結果
外側は双角子宮、中は中隔子宮という
子宮奇形に詳しい先生も頭を抱える形で、
(「良いとこどりならぬ、悪いとこどりですね」と苦笑いされました...)

相変わらず多嚢胞性卵巣症候群
そして子宮後屈
でした。




中隔切除術は、あまり切ってしまうと
外側は双角なので(へこんでいる)
子宮に穴が開いてしまうということで、

先生が術後、申し訳なさそうに
「1cmほどしか切れませんでした」と教えてくださいました。
(外が正常で中に中隔がある、所謂、通常の中隔子宮の
切除術は2~3cm切れるそうです)




先生が、あまりにしょんぼりなさっていたので
私も、その時は落ち込みまして...




でも!!

受精卵は0.1mm。

1cmの壁がなくなったということは
受精卵100個分の壁

つまり、私の身長でイメージすれば
150~160m級の壁がなくなったということ!!




すごいことじゃ( ☆∀☆)


と、、旦那に力説、、、


(旦那に結果を伝えたら
「全身麻酔で○○万円かけて手術して、
1cmか、、、」
とか、腹立つことを言ったもので。怒)



まだまだ頑張ると決めました。

その間、どうしても
「妊娠したい」ということばかり
考えてしまい、マイナス思考のループなので
ずっと挑戦したかった資格試験にも挑戦することにしました。


意識を分散させよう作戦です。

といっても、やはり妊娠のことばかり考えています...







...今回の手術を通して一番痛感したのは
子どもが生まれてきてくれたことが、
どんなに奇跡的だったか、ということでした。

治療を休んだ周期、
D40付近の排卵、
結婚10年目に授かりました。

不妊治療に通った日々、
友人知人が次々に出産する日々、
とても苦しかったです。


今回、様々な検査で新たに色々分かり

よくぞ、生まれてきてくれた。

この子に愛情を注ぎ続けたい。
その気持ちが、ますます強くなりました。



(生意気盛りで、叱ることもしょっちゅうですが(><;;




育児に仕事に治療に資格に
(家事はひたすら手抜きです。。。)
果たしてどうなることやら


ですが


まずは、お金を貯めなくては...(そ こ  か ら か ...泣)

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by gottontoutan | 2016-02-18 22:29 | 中隔切除

初診

ご無沙汰しましたm(_ _)m




※流産についての話です※

















先月、中隔子宮の
中隔切除手術について相談するため

子宮鏡手術件数の多い病院を受診しました。


二ヶ所の病院、三人の先生方から
「切除手術検討は、流産を四回五回繰り返したら」
と言われてしまい

落ち込んでいましたが
何かできることはないかと
今回の病院、先生を探し、受診しました。


すると、その先生は
「確かに、流産四回五回したら...は、医学書的には正しいです。
ですが、患者さんにとっては、違いますよね?」


と、優しく言ってくださいました。

そのお言葉だけでもう、救われた気がしました。




二度の流産、どちらも、とても辛かったです。

私の子宮は、流早産率60~80%
それを頭では理解して
これからも、まだ繰り返す可能性が高いと
わかっていても、

心は、ズタズタです。



その中で、あっさりと
「流産四回五回したら...」
そう言われる度に、頭を金槌で叩かれたような
ショックを受けてきました。



今回の先生に会えて、本当に嬉しかったです。


初診ではエコーのみで、手術が有効かどうかは
MRIや腹腔鏡検査を終えてから
説明があるようですが


MRIや腹腔鏡検査も、今までの病院でも希望して
それはまだいいんじゃない?と言われてばかりだったので

やはり、この病院を受診して良かったです。


混んでいて、手術は12月だそうですが

少しだけ希望の光が見えてきました。




前向きに頑張ります!


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by gottontoutan | 2015-09-18 22:43 | 中隔切除